市役所職員の仕事は「窓口で書類を処理する仕事」というイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし実際には、住民の生活を支える窓口業務から都市計画・福祉・政策立案まで、幅広い業務が存在します。
本記事では、市役所の業務内容を職種別・部署別に整理したうえで、1日の仕事の流れややりがい・大変な点まで、ワンキャリア転職に集まった実際の職員クチコミをもとに解説します。公務員への就職・転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- 1. 市役所職員の業務内容の基本|3つの職種区分で整理する
- 1-1. 事務職(行政職)の主な業務内容
- 1-2. 技術職の主な業務内容
- 1-3. 専門職(資格職)の主な業務内容
- 2. 【部署別】市役所の主な業務内容一覧
- 3. 市役所職員の1日のスケジュール例
- 3-1. 窓口部署(市民課)の1日の流れ
- 3-2. 内部部署(企画・政策系)の1日の流れ
- 4. 市役所で働くやりがいと大変なこと|ワンキャリア転職クチコミから見えた実態
- 4-1. やりがいを感じる仕事の場面
- 4-2. 大変・きついと感じる場面
- 5. 市役所職員に向いている人・向いていない人
- 5-1. 向いている人の3つの特徴
- 5-2. 向いていない人が感じやすいこと
- 6. 民間から市役所への転職を考えている方へ
- 6-1. 社会人経験者採用(中途採用)の現状
- 6-2. 民間経験が活かせる業務領域
- よくある質問(FAQ)
- Q.市役所職員の業務内容には、どんな種類がありますか?
- Q.市役所の業務内容は部署によってどれくらい違いますか?
- Q.民間企業から市役所に転職した場合、仕事の進め方はどう変わりますか?
- ワンキャリア転職のご紹介
1. 市役所職員の業務内容の基本|3つの職種区分で整理する
市役所職員の業務内容は、採用区分(職種)によって大きく異なります。まずは3つの職種区分の違いを押さえましょう。
1-1. 事務職(行政職)の主な業務内容
市役所の採用区分の中で最もボリュームが大きいのが「行政職(事務職)」です。窓口業務から予算編成・政策立案まで幅広い業務を担当し、3〜5年周期の異動でさまざまな部署を経験するのが一般的です。
主な業務内容には以下のようなものがあります。
- 市民課:住民票・戸籍・転入出の手続き、マイナンバーカード関連
- 税務課:市民税・固定資産税の賦課・徴収・申告受付
- 国民健康保険課:国保の手続き・相談対応
- 福祉課:生活保護・障がい者支援の相談・手続き
- 子育て支援課:児童手当・保育所申し込み・子育て相談
- 総務課・人事課:職員の採用・育成・文書管理
- 企画課・政策課:市の総合計画策定・予算編成・議会対応
行政職は「市民の生活に最も近い仕事」として、住民からの感謝を直接受けやすい職種でもあります。
1-2. 技術職の主な業務内容
技術職は、専門的な知識を活かして市のインフラ整備や環境管理を担う区分です。本庁だけでなく、専門施設や出先機関に配属されるケースも多いのが特徴です。
代表的な職種と業務内容を以下に整理します。
技術職は専門性の高い仕事が多く、自分の携わった施設・インフラが地域に長く残るやりがいがある一方、発注者として関連業者や他部署との調整力も求められます。
1-3. 専門職(資格職)の主な業務内容
資格・免許が必要な「専門職」も市役所の重要な担い手です。以下のような職種が代表的です。
- 保健師:保健センターでの健康相談・母子保健事業の実施
- 管理栄養士:学校給食の管理・健康づくり支援
- 社会福祉士:生活困窮者や高齢者の相談支援・制度案内
- 保育士:公立保育所での保育・保護者支援
- 司書:図書館の運営・選書・読書推進活動
専門職は資格を直接業務に活かせる反面、配属先が施設や特定課に限定されやすい傾向があります。
2. 【部署別】市役所の主な業務内容一覧
市役所の部署構成は自治体によって異なりますが、多くの市役所で共通して設置されている主な部署と業務内容は以下の通りです。
※部署名・配置は自治体によって異なります。
部署によって業務の性質は大きく異なります。窓口部署では毎日多くの住民と対面で関わる一方、企画・政策系の部署では調査・資料作成・外部機関との折衝がメインになります。異動を通じて複数の部署を経験できる点は、市役所職員としての大きなキャリアの特徴です。
3. 市役所職員の1日のスケジュール例
市役所の勤務時間は、多くの自治体で8時30分から17時15分が標準です。ここでは、部署別に1日の流れを見ていきましょう。
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