「アクチュアリーの年収はどのくらいなのか」「業種や資格によってどう変わるのか」——保険・金融業界の専門職へのキャリアアップを検討する方にとって、年収の実態は最も気になるポイントのひとつです。
本記事では、公的統計データと公式採用情報、ワンキャリア転職に届いたリアルな転職体験談をもとに解説します。
- 1. アクチュアリーの平均年収
- 1-1. 公的統計から見た年収水準
- 1-2. 資格ステージ(研究会員・準会員・正会員)と年収の関係
- 2. 業種別の年収
- 2-1. 国内大手生保・信託銀行
- 2-2. 外資系保険・金融
- 2-3. 監査法人・コンサルティングファーム
- 3. アクチュアリーの年収アップ方法
- 3-1. 転職によるキャリアアップ
- 3-2. 国際資格(CERA)取得でグローバル活躍
- 4. ワンキャリア転職に寄せられたアクチュアリーの転職体験談
- 4-1. 外資系生保から日系大手生保へ|安定性と専門領域の幅を重視
- 4-2. 日系大手生保間での転職|グローバルなリスク管理の専門性を追求
- 5. アクチュアリーの仕事内容と将来性
- 5-1. アクチュアリーが担う主な業務領域
- 5-2. AI時代における将来性
- よくある質問
- Q. アクチュアリーとクオンツの違いは何ですか?
- Q. アクチュアリー資格(正会員)を取得するには何年かかりますか?
- ワンキャリア転職のご紹介
1. アクチュアリーの平均年収
1-1. 公的統計から見た年収水準
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、アクチュアリーの平均年収は約903.2万円です。また、明治安田生命保険相互会社の公式採用情報によると、経験者採用でのアクチュアリー職の想定年収は720万円〜1,100万円(正会員・準会員候補)で、「担うポジション等に応じて上記以上の金額で個別調整の余地あり」とされています。
出典:アクチュアリー - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)/明治安田生命 経験者採用サイト
1-2. 資格ステージ(研究会員・準会員・正会員)と年収の関係
アクチュアリーは日本アクチュアリー会の資格制度に基づき、研究会員→準会員→正会員の3ステージで資格が進みます。資格の進捗は昇給・昇格・転職時の提示年収に直結し、準会員・正会員になると資格手当が加算される企業もあります。正会員資格の取得には平均8年程度かかるとされており、資格ステージが上がるほど市場価値・年収ともに大きく上昇するのがアクチュアリーの特徴です。
ワンキャリア転職 編集部のコメント
アクチュアリー資格は科目合格制のため、働きながら少しずつ取得を進めるケースが多い職種です。資格ステージが上がるごとに年収・転職市場での価値が大きく変化します。準会員・正会員になったタイミングで転職を検討する方が多いのも、この市場評価の変化が背景にあります。
2. 業種別の年収
さらに・・・



