「ファイナンシャルプランナー(FP)の年収って実際どのくらいなんだろう?」と気になっている方は少なくありません。「稼げない」という噂がある一方、年収1,000万円以上を実現しているFPも存在します。
結論からお伝えすると、FPの年収は働き方と勤務先によって大きく異なります。厚生労働省のデータでは金融業・保険業の平均年収は約903万円ですが、これはすべてのFPに当てはまる数字ではありません。
本記事では、公的統計データとワンキャリア転職に集まった転職体験談をもとに、ファイナンシャルプランナーの年収の実態と、年収アップに向けた方法を解説します。
- 1. ファイナンシャルプランナーの平均年収
- 1-1. 厚労省データで見るFPの年収
- 1-2. なぜデータによって年収が大きく違うのか
- 2. 【働き方別】FPの年収比較
- 2-1. 企業勤務型FPの年収
- 2-2. 独立開業型FPの年収
- 2-3. 副業・兼業型FPの年収
- 3. 【勤務先業種別】FPの年収
- 3-1. 銀行・証券会社
- 3-2. 保険会社
- 3-3. 不動産・その他金融機関
- 4. 「FPは稼げない」は本当?
- 5. FPが年収を上げるための方法
- 5-1. 上位資格(CFP・1級FP技能士)を取得する
- 5-2. 専門領域を確立する
- 5-3. 複数の収入源を構築する
- 6. FP職への転職 ワンキャリア転職の体験談
- よくある質問
- Q1. ファイナンシャルプランナーの平均年収はいくらですか?
- Q2. FP資格を取ると年収は上がりますか?
- ワンキャリア転職のご紹介
1. ファイナンシャルプランナーの平均年収
1-1. 厚労省データで見るFPの年収
厚生労働省の職業情報提供サイト「Job Tag」によると、ファイナンシャルプランナーの平均年収は約903万円と示されています。これは令和6年の賃金構造基本統計調査をもとに算出した数値です。
(*参考)厚生労働省 職業情報提供サイト Job Tag「ファイナンシャル・プランナー」、令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省
1-2. なぜデータによって年収が大きく違うのか
「FPの年収は400〜600万円台」という民間調査も多く存在します。上記の厚労省データとの差はどこから来るのでしょうか。
大きな理由は集計対象の違いです。厚労省Job Tagの数値は、銀行・証券・保険会社に勤務する管理職・高収入層を含む金融業・保険業全体の平均です。一方、民間の求人サービスの調査は、FP職として実際に求人市場に出ている方の年収水準を反映していることが多くなります。
独立系FPのなかには、開業間もない方や副業として活動している方も含まれます。フルタイムで本格的にFP業務に取り組む方に限定すると、年収水準はぐっと上がる傾向があります。
ワンキャリア転職 編集部のコメント
「903万円」という数字はひとつの目安として捉えるのが適切です。転職市場で見ると、FP職(個人営業・ウェルスマネジメント系)の年収は勤務先の業種と、企業規模・役職によって大きく変わります。「稼げる環境」に身を置けるかどうかが、年収を左右する重要なポイントです。
2. 【働き方別】FPの年収比較
2-1. 企業勤務型FPの年収
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