公認会計士は「高収入の職業」として知られますが、実際の年収は勤務先や役職・キャリアパスによって大きく異なります。
監査法人のスタッフとパートナーでは数百万円単位の差があり、コンサルティングファームや事業会社への転職で年収が変わるケースも少なくありません。
本記事では、ワンキャリア転職に集まった転職体験談・社員クチコミをもとに、公認会計士の年収実態とキャリアごとの年収水準を解説します。
- 1. 公認会計士の平均年収
- 1-1. 全体の平均年収
- 1-2. 年齢別の年収推移
- 2. BIG4税理士法人の年収水準
- 3. 転職で年収はどう変わる?ワンキャリア転職の体験談から見えた実態
- 3-1. 監査法人→コンサルへの転職
- 3-2. 監査法人→外資系金融機関への転職
- 4. 公認会計士が年収を上げるキャリア戦略
- 4-1. 監査法人内でマネージャー以上を目指す
- 4-2. 専門領域を深めてキャリアチェンジで市場価値を高める
- 4-3. 転職タイミングで年収を戦略的にコントロールする
- 5. まとめ:公認会計士として年収を最大化するために
- 6. よくある質問
- Q. Big4監査法人での年収の差はどれくらいですか?
- Q. 公認会計士が転職で年収を維持・アップするために最も重要なことは何ですか?
- 7.ワンキャリア転職のご紹介
1. 公認会計士の平均年収
1-1. 全体の平均年収
厚生労働省のjobtagによると、公認会計士の平均年収は約856万円とされています。
なお、有効求人倍率は0.32で、約3人に1人しか採用されない計算になり、競争率が非常に高い買い手市場の職種と言えます。
1-2. 年齢別の年収推移
厚生労働省のjobtagによると、公認会計士の年齢別の年収は概ね以下の推移をたどります。
なお、監査法人では、スタッフ〜シニアスタッフまでは横並びの給与テーブルが多く、マネージャー昇格後に個人差が出やすい構造です。
"年収水準は監査法人全体の中では一定以上あるものの、繁忙期の残業時間や責任の重さを考えると、必ずしも割に合っているとは感じませんでした。特にスタッフ〜シニア層は、仕事量の割に年収が抑えられており、「忙しいのにこの程度か」と思う場面もありました。" 社員クチコミ:(あずさ監査法人/公認会計士/中途)
出典:厚生労働省 jobtag 公認会計士、ワンキャリア転職 社員クチコミ(年収)データ(2026年4月時点)
2. BIG4税理士法人の年収水準
公認会計士の主な就職先はBig4と呼ばれる大手監査法人です(有限責任あずさ監査法人・EY新日本有限責任監査法人・有限責任監査法人トーマツ・PwC Japan有限責任監査法人)。
Big4の中でも年収に差があり、準大手・中小監査法人ではさらに水準が下がる傾向にあります。
ワンキャリア転職の社員クチコミから見えてくる特徴の一つが、「残業代込みで年収を稼ぐ構造」です。
"残業時間で稼いでいる構造となっている。残業は想像以上に多く、繁忙期に80時間近く残業することで、多くの額を稼ぐ形となっており、仮に残業をしない場合にはあまり給与はもらえない。" 社員クチコミ:(あずさ監査法人/公認会計士/新卒)
また、同じBig4の中でも、監査部門とアドバイザリー部門では年収の性質が異なる点も知っておくべきポイントです。
"アドバイザリー業務をコンサルティング業務と同等として入社することはお勧めしない。給与水準を求める場合は素直にコンサルティング会社に入社することをお勧めする。" 社員クチコミ:(PwC Japan有限責任監査法人/財務・会計コンサルタント/新卒)
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