「SUBARU(以下、スバル）に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社？」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい？」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではスバルの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期：2025年3月
1：スバルの企業情報・事業内容
1-1：会社概要
- 会社名：株式会社SUBARU
- 設立日：1953年（昭和28年）7月15日（創業：1917年（大正6年5月））
- 代表者：代表取締役社長 大崎 篤
- 所在地：東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル
- 資本金：153,795 百万円（2024年3月31日現在）
- 従業員数：17,347人（連結会社 合計37,693人）（2024年3月31日現在）
（出典）会社概要・役員一覧 | 株式会社SUBARU（スバル）
1-2：事業内容
スバルは、日本を代表する自動車メーカーで、特にAWD（全輪駆動）技術で知られています。主力モデルには「レガシィ」や「フォレスター」、「インプレッサ」などがあり、世界中で高い評価を受けています。また、航空宇宙事業も展開しており、技術革新と環境への配慮を両立させた製品開発に注力しています。
（参考）SUBARUとはどんな会社？ | 株式会社SUBARU（スバル）
1-3：業績
スバルの2023年3月期の連結業績は、売上収益3兆7,745億円、営業利益2,675億円、年間販売台数85.2万台となっています。
（参考）SUBARUとはどんな会社？ | 株式会社SUBARU（スバル）
2：スバルに関するよくある質問
2-1：成果主義？年功序列？
スバルは歴史ある大企業であることから、年功序列の評価制度であると思われがちですが、個人成果の結果次第で年収の上がり幅が大きくなる基幹職コースを選べるようになるなど、近年成果主義の色が強くなっています。
また、M級昇格後2年程度でG級に昇格するケースなど飛び級や抜擢事例もあり、新卒/キャリア入社関係なく、実力次第で年収アップ・キャリアアップを狙える環境といえます。
実際に、ワンキャリア転職には以下のようなクチコミが寄せられていました。
今後、20代で係長昇進とあったケースも考えられ実現した場合には20代で1000万近い年収を狙うことも可能である。ただし、部署によっては年功序列の色が強い部署もある模様。このあたりは部長級から課長級へ部署間の差が出ないように調整をかけるべきかもしれない。
出世ルートのような考え方はあまり感じず、30代40代の方でも昇進の声がかかるケースは聞いたことがある。ただし、若手でスピード出世している方は幹部養成のため次の昇進への声も早くからかかる印象。（電気・電子制御設計/新卒）
2-2：海外勤務の可能性はある？
スバルの自動車事業部門の9割近くは海外売上となっており、海外駐在・出張のチャンスやグローバルな仕事の機会は多くあると言えます。
実際に、2024年3月期の実績では、自動車事業部門の販売台数97.6万台に対し、海外での販売台数は87.8万台となっています。地域別で見ると、米国69.5万台、カナダ6.8万台と北米地域に強いことがわかります。
（参考）事業別セグメント情報 | 株式会社SUBARU（スバル）
どの職種であっても日常的に、海外と接する機会が多いことから英語力も必要で、キャリア採用の入社時にはTOEIC600以上のスコアが求められるようです。
3：スバルにキャリア入社するには？
さらに・・・
