「朝日新聞社に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では朝日新聞社の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年5月
1:朝日新聞社の企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社朝日新聞社
- 設立日:1879年1月25日
- 代表者:代表取締役社長 角田 克
- 所在地:東京都中央区築地5-3-2
- 資本金:6億5,000万円
- 従業員数:3,742人(2025年4月現在)
1-2:事業内容
朝日新聞社は、1879年創刊の全国紙「朝日新聞」を発行する日本有数のメディア企業です。主な事業は、新聞やデジタルメディアによるコンテンツ事業、展覧会などのイベント事業、不動産事業です 。  
また、文化・スポーツ事業や教育事業にも注力しており、夏の甲子園や「恐竜博」などのイベントを開催しています 。さらに、過去の膨大な記事・画像データとAIを活用した研究開発にも取り組んでおり、2023年10月には文章校正AI「Typoless」をリリースしました 。 
本社は東京・築地にあり、国内外に広がる取材網を活かして、信頼性の高い情報を提供しています。
(出典)サービス|朝日新聞社の会社案内
1-3:業績
朝日新聞社の2024年3月期連結決算は、売上高が前年比0.8%増の2,691億1,600万円となり、営業利益は57億8,100万円の黒字を計上しました。これは前年の4億1,900万円の赤字から2年ぶりの黒字転換です。純利益も98億9,900万円となり、前年から約282%増加しました。この増益は、新聞購読料の改定や不動産事業の好調が主な要因です。また、原材料費の高騰が続く中、人件費などの費用削減も収益改善に寄与しました。
(出典)朝日新聞社の3月期決算、2年ぶり営業黒字、朝日新聞社の連結決算、2年ぶり営業黒字 単体でも黒字を確保
2:朝日新聞社に関するよくある質問
2-1:待遇が手厚いって本当?
朝日新聞は年4回の賞与や高いベース給与などから高待遇と言えるでしょう。福利厚生も充実しており、特に住宅手当は若手社員にとっては年収に大きく影響する要素となっています。月あたりの住宅手当の支給金額は以下の通りです。
- 勤続5年以内・既婚の場合:約9万円
- 勤続5年以内・未婚の場合:約6.5万円
- 勤続5年以上・既婚の場合:約5万円
- 勤続5年以上・未婚の場合:約3万円
他にも通勤手当、在宅勤務手当などの諸手当が充実していたり、朝日新聞信用組合での口座開設でローンが組みやすくなるなどがあります。
2-2:新卒文化?キャリア入社でも活躍できる?
朝日新聞社では、新卒・キャリア入社に関係なく実力で評価される企業であり、実際にキャリア入社社員も多く活躍しています。
ただ、キャリア入社の場合、大手企業ならではのカルチャーや意思決定スピードを覚悟しておくことは重要です。実際に、IT系企業など意思決定のスピードが早い組織から転職した場合は、スピード感の違いに戸惑うケースもあるようです。
3:朝日新聞社にキャリア入社するには?
さらに・・・



