どうも、外資系うさぎのちょこさんです。
若手コンサルの方や、これからコンサルファームに入社される方からの相談や匿名質問でよくあるのが、
「PMO案件ばかりアサインされるとコンサルタントとして成長できないんですか?」
「できれば事業企画や構想策定など、上流の案件に入りたいです」
というものです。
確かに、PMOという言葉には「進捗管理」「議事録」「調整役」といったイメージがあり、中期経営計画の策定や、ビジネス・デューデリジェンス(M&Aや事業投資の際に、相手企業の市場競争力、収益性、自社とのシナジー効果を分析・評価すること)といった戦略案件の方が、コンサルタントとしての市場価値を高められそうに見えてしまうのもわかります。
一方で、AIの進化によって資料作成や分析といった仕事が急速に効率化される中、「企画系案件を多く経験してきたから価値が高い」と単純には言えない時代にもなってきました。
実際、現場で高く評価されているコンサルタントを見ていると、企画フェーズだけでなく、その企画を確実に実現させるため、プロジェクトを動かし、組織や業務を実際に変える力を持った人が圧倒的に重宝されています。
今回は、そんな「PMO案件」と「企画案件」という言葉だけでは見えない、若手コンサルタントが本当に身につけるべき経験について整理してみたいと思います。
1.PMO案件だから成長しない、というのは誤解
1-1. 成長に繋がるPMO案件と成長に繋がらないPMO案件
まずお伝えしたいのは、「PMO案件だから成長しない」という考え方や印象は、それ自体が少し短絡的だということです。
というのも、PMOという言葉はあくまで「プロジェクトにおけるどのような役割か」を表しているだけで、その中身は案件によって大きく異なります。
例えば「PMO案件」というと、会議の日程調整や議事録作成が中心だったり、WBSや課題管理表をひたすら更新したりすることが主な仕事の案件だと思っている方も少なくないかもしれません。
もちろん、そのような「事務タスク」もこなすのがPMOの役割であり、入社間もない若手だとまずプロジェクトにおける「事務タスク」を確実にこなせるようになることも大事な期待値のひとつです。
ただ、ここだけにフォーカスして「PMO案件は事務タスクばかりで成長できない」と思ってしまうともったいないです。
さらに・・・



