転職を検討する人の中では「インフラエンジニアって、具体的に何をする仕事なんだろう」「サーバーやネットワークを扱うイメージはあるけれど、1日の働き方がわからない」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、インフラエンジニアの仕事は「要件定義・設計・構築・運用保守」という4つの工程で構成され、担当領域によってサーバー・ネットワーク・データベース・セキュリティなど複数の専門職種に分かれます。表からは見えにくい仕事ですが、あらゆるITサービスの基盤を支える欠かせない存在です。
本記事では、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)の情報をもとに、インフラエンジニアの具体的な仕事内容や職種の種類、1日の働き方、向いている人の特徴までを解説します。
- 1. インフラエンジニアとは?システムエンジニアとの違い
- 1-1. インフラエンジニアの役割
- 1-2. システムエンジニア(SE)との違い
- 2. インフラエンジニアの仕事内容|4つの工程で理解する
- 2-1. 要件定義
- 2-2. 設計(基本設計・詳細設計)
- 2-3. 構築
- 2-4. 運用・保守(障害対応の実際)
- 3. インフラエンジニアの職種の種類
- 3-1. サーバーエンジニア/ネットワークエンジニア/データベースエンジニア
- 3-2. セキュリティエキスパート(セキュリティエンジニア)
- 4. インフラエンジニアの1日の働き方
- 4-1. 通常時のスケジュール例
- 4-2. 障害発生時・夜間対応のリアル
- 5. インフラエンジニアに向いている人・求められるスキル
- 5-1. 適性|自発性・細部への気配り・学習意欲・コミュニケーション力
- 5-2. 技術スキルの土台と、若手に委ねられる裁量
- 6. インフラエンジニアのやりがいと大変なところ
- 6-1. やりがい|専門性の広さがキャリアの選択肢を広げる
- 6-2. 大変なところ|働き方への向き合い方
- よくある質問
- Q. インフラエンジニアは未経験でもなれますか?
- Q. インフラエンジニアはきついと言われるのはなぜですか?
- Q. インフラエンジニアとシステムエンジニアはどちらを選ぶべきですか?
- まとめ:仕事内容を理解した上で、自分に合った領域を選ぼう
- ワンキャリア転職のご紹介
1. インフラエンジニアとは?システムエンジニアとの違い
1-1. インフラエンジニアの役割
厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、インフラエンジニアは「システムエンジニア(基盤システム)」の別名とされており、ITインフラ(情報システムの基盤システム)を設計、開発する職業と説明されています。
具体的には、サーバーを設置・設定し、OS(オペレーティングシステム)等をインストールし、ストレージやネットワークを設定する仕事とされ、近年はクラウド上にバーチャルでシステムを構築することも多くなっており、その場合はハードウェアに触れず設計・開発を行います。
1-2. システムエンジニア(SE)との違い
job tagの「IT・通信の仕事」の解説では、システム開発の基本的な流れとして、顧客の要望を受けてどのようなシステムにするかを決定する要件定義から始まり、基本設計・詳細設計を経て、プログラミングによる機能実装、テストによる動作確認という工程が示されています。
このうち要件定義・基本設計・詳細設計は「上流工程」、プログラミングやテストは「下流工程」と呼ばれ、上流工程ほど業務知識が、下流工程ほど技術的な知識が求められるようです。
インフラエンジニア(システムエンジニア(基盤システム))はサーバーやネットワークなどのIT基盤を扱うのに対し、その基盤の上で動くソフトウェアやアプリケーションの設計・開発を担うのが一般的な意味でのシステムエンジニアであり、両者は連携しながらシステム開発を進める関係にあるといえます。
(参考: システムエンジニア(基盤システム)|職業情報提供サイト(job tag)(厚生労働省)、IT・通信の仕事|job tag(厚生労働省))
2. インフラエンジニアの仕事内容|4つの工程で理解する
【この先の見どころ】
- インフラエンジニアの仕事は要件定義から運用保守まで4つの工程に分かれ、未経験者が担当しやすい工程とベテランでなければ任されない工程がはっきり分かれています。
- 障害が発生した夜間、インフラエンジニアが実際にどう対応しているのか。厚生労働省の公的データとワンキャリア転職のクチコミから、現場のリアルな声を紹介します。
- 「地味」「縁の下の力持ち」と言われる一方で、job tag上で就業者自身が語る、専門性ならではのやりがいの正体に迫ります。
さらに・・・



