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ユニクロの離職率は?クチコミで見る定着の実態

ユニクロへの就職・転職を考えるとき、「離職率は高いのか」「長く働き続けられるのか」は気になるポイントです。


先に結論をお伝えすると、国内のユニクロ事業を運営する株式会社ユニクロの親会社にあたるファーストリテイリングの有価証券報告書では、離職率そのものの数値を確認できません。定着に関わる参考データとしては、提出会社である持株会社(管理部門)の平均勤続年数が5年9カ月と公表されています。ただし、これは店舗を運営する株式会社ユニクロの従業員の数値とは異なる点に注意が必要です。


この記事では、公式データで定着の手がかりを押さえたうえで、クチコミをもとに退職を検討した個別の声を紹介します。






1. ユニクロの離職率【結論】


ユニクロは、株式会社ファーストリテイリングのグループが展開するカジュアル衣料品ブランドで、国内のユニクロ事業は子会社である株式会社ユニクロが運営しています。ファーストリテイリングは、これらを傘下に持つ持株会社です。


ファーストリテイリングの有価証券報告書(第64期・2025年8月期)には、離職率の数値は記載されていません。そのため、第64期有価証券報告書では、離職率の記載を確認できません。定着に関わる参考データとしては、有価証券報告書の提出会社である株式会社ファーストリテイリング(持株会社)の平均勤続年数が5年9カ月(2025年8月31日現在、平均年齢38歳5カ月)と公表されています。


ここで注意したいのは、この提出会社の数値は、持株会社に所属する従業員(1,572人)のものであり、店舗を運営する株式会社ユニクロの従業員の勤続年数を示すものではない点です。また、提出会社の平均勤続年数は、子会社からの転籍者については子会社での勤続年数を含んでいません。株式会社ユニクロ単体の平均勤続年数や離職率は、有価証券報告書では個別に開示されていません。


(出典)ファーストリテイリング 有価証券報告書(第64期)






2. 公式データで見る定着の手がかりと参考指標


離職率そのものの公表値が確認できないなかで、定着の状況を推し量る手がかりや、働く環境に関する参考指標となる公式データを見ていきます。


まず、有価証券報告書の提出会社である株式会社ファーストリテイリング(持株会社)の平均勤続年数は5年9カ月、平均年齢は38歳5カ月、平均年間給与は1,250万6,000円、従業員数は1,572人です。前述のとおり、これは持株会社の数値であり、子会社からの転籍者の子会社での勤続年数を含まない点に留意が必要です。連結の従業員数は59,522人(このほか平均臨時雇用者50,468人)で、うち国内ユニクロ事業の従業員数は12,116人です。


店舗を運営する株式会社ユニクロについては、多様性に関する指標が公表されています。有価証券報告書によると、株式会社ユニクロの管理職に占める女性労働者の割合は33.6%、男性の育児休業等取得率は69.4%です。これらは離職率や定着率を直接示すものではなく、働く環境に関する参考指標です。


離職率という単一の数字が公表されていない以上、勤続年数・育児休業等取得率といった複数の指標を、それぞれの意味を踏まえて見ることが大切です。


(出典)ファーストリテイリング 有価証券報告書(第64期)





3. 退職を検討した個別の声(クチコミ)


ここからは、ワンキャリア転職に寄せられたファーストリテイリングのクチコミ(退職検討理由)を紹介します。これらは、株式会社ファーストリテイリングに寄せられた個別のクチコミであり、投稿者が株式会社ユニクロやユニクロ店舗の社員であるかは確認できません。以下は各投稿者が個人的に語った受け止めであり、全社の傾向を示すものではありません。所属や入社区分が異なる個別の声として参考にしてください。


新卒入社(2020年)した投稿者は、労働時間について次のように述べています。


残業は多いので、それなりに覚悟がいる(ファーストリテイリング/販売・接客スタッフ/新卒入社


また、営業部で新卒入社(2023年)した投稿者は、勤務シフトについて次のように述べています。


シフト制であるが、社員はほぼ固定のシフトで動くため、希望を出すとあまりいい顔をされない。(ファーストリテイリング/営業部/新卒入社


これらはいずれも個別の投稿者の受け止めであり、部署や時期によって働き方は異なります。退職検討理由のクチコミ欄で、残業やシフトについて述べた声が確認できますが、これらが全社の離職率を示すものではない点には留意が必要です。





4. 人的資本の方針(会社が示す定着への考え方)


ファーストリテイリングは、有価証券報告書のなかで、人材の定着に向けた方針を示しています。「グローバルワン 全員経営」の方針のもと、すべての従業員に対し、性別・国籍・年齢などの属性に関わらず成長機会を与え、多様な人材が能力を発揮できる環境をつくることを掲げています。


具体的には、優秀な店舗販売員の確保に向けて、報酬水準を引き上げ、優秀で意欲ある人材を惹きつけると同時に、実力・成長に応じた多様なキャリアパスを準備することで、優秀人材の定着を図るとしています。また、グローバル各国の人材市場と報酬水準を常時モニタリングし、小売業を超えた全産業において競争力のある報酬体系を維持することで、人材のリテンション(定着)につなげるとしています。


(出典)ファーストリテイリング 有価証券報告書(第64期)


ただし、これらはあくまで会社が示す方針であり、施策の効果や実際の定着率を示すものではありません。離職率そのものを示すものでもありませんが、会社が人材の定着をどう位置づけているかを知る手がかりになります。





5. よくある質問(FAQ)


Q. ユニクロの離職率はどのくらいですか。


ファーストリテイリングの有価証券報告書では離職率を開示していないため、第64期有価証券報告書では、離職率の記載を確認できません。定着に関わる参考データとしては、提出会社である持株会社(管理部門)の平均勤続年数5年9カ月が公表されていますが、これは店舗を運営する株式会社ユニクロの従業員の数値とは異なります。詳細は「1. ユニクロの離職率【結論】」で解説しています。



Q. ユニクロ(株式会社ユニクロ)の平均勤続年数はわかりますか。


有価証券報告書では、株式会社ユニクロ単体の平均勤続年数や離職率は個別に開示されていません。開示されているのは、提出会社である持株会社の平均勤続年数5年9カ月や、株式会社ユニクロの多様性に関する参考指標(女性管理職割合33.6%、男性育児休業等取得率69.4%)などです。詳細は「2. 公式データで見る定着の手がかりと参考指標」で解説しています。



Q. ファーストリテイリングのクチコミではどんな声がありますか。


ワンキャリア転職のクチコミでは、残業の多さや、シフトの希望が通りにくいといった個別の声が、退職検討理由のクチコミ欄で確認できます。これらは株式会社ファーストリテイリングに寄せられた個別のクチコミで、投稿者が株式会社ユニクロやユニクロ店舗の社員であるかは確認できず、全社の傾向を示すものでもありません。詳細は「3. 退職を検討した個別の声(クチコミ)」で解説しています。



Q. ファーストリテイリングは定着に向けてどんな方針を示していますか。


有価証券報告書によると、報酬水準の引き上げや、実力・成長に応じた多様なキャリアパスの整備を通じて、優秀人材の定着(リテンション)を図る方針を示しています。ただし、これは会社の方針であり、施策の効果や実際の定着率を示すものではありません。詳細は「4. 人的資本の方針(会社が示す定着への考え方)」で解説しています。



6. まとめ


ユニクロの離職率は、親会社であるファーストリテイリングの有価証券報告書では公表されていません。そのため、第64期有価証券報告書では、離職率の記載を確認できません。定着の状況は、提出会社である持株会社の平均勤続年数5年9カ月や、株式会社ユニクロの男性育児休業等取得率69.4%・女性管理職割合33.6%といった公式の参考指標から読み解くことになります。なお、提出会社の勤続年数は持株会社の数値であり、店舗を運営する株式会社ユニクロの従業員の数値とは異なる点、女性管理職割合や男性育児休業等取得率は離職率や定着率を直接示すものではない点に注意が必要です。


クチコミでは、残業の多さやシフトの希望が通りにくいといった、退職を検討した個別の声が語られています。いずれも株式会社ファーストリテイリングに寄せられた個別のクチコミで、所属や入社区分が異なる個人的な受け止めです。一方で、ファーストリテイリングは報酬水準の引き上げや多様なキャリアパスの整備を通じて優秀人材の定着を図る方針を示していますが、これは会社の方針であり、実際の定着率を示すものではありません。


ユニクロへの就職・転職を検討する際は、公式データの意味を正しく押さえたうえで、クチコミに表れる働き方の実感を具体的に確認しておくとよいでしょう。






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