三井不動産への転職・就職を考えるとき、「離職率は高いのか、長く働けるのか」は気になるポイントです。
先に結論をお伝えすると、三井不動産が「離職率」として公表しているのは、正社員の自己都合退職率です。三井不動産(単体・正社員)のこの自己都合退職率は、2022年度0.66%から2024年度1.31%へ上昇しています(2023年度は0.93%)。この数値は「正社員のみ(出向者を含み、定年退職者を除く)」を対象とした自己都合退職率です。平均勤続年数は2025年度で男性18.9年・女性11.3年です。
あわせて社員クチコミでは、入社数年目の社員から「合意形成・調整の多さ」「若手の裁量や育成環境」といった働き方・カルチャーの実感が個別に語られています。
この記事では、三井不動産の公式人事データで離職率と平均勤続年数を押さえたうえで、クチコミをもとに働き方・カルチャーの実感を紹介します。
- 1. 三井不動産の基本情報
- 2. 公式データで見る三井不動産の離職率
- 2-1. 自己都合退職率は0.66%(2022年度)から1.31%(2024年度)へ上昇
- 2-2. 勤続年数・働き方に関する指標
- 3. クチコミで見る三井不動産の働き方・カルチャーの実感
- 3-1. 合意形成・調整の多さとスピード感
- 3-2. 若手の裁量・育成環境、オフィス・福利厚生
- 4. 離職率の見方と転職検討者への視点
- よくある質問(FAQ)
- Q. 三井不動産の離職率は高いですか。
- Q. 離職率は上がっているのですか、下がっているのですか。
- Q. 三井不動産の平均勤続年数はどのくらいですか。
- Q. 三井不動産は育休を取りやすいですか。
- Q. 働き方についてクチコミではどのような声がありますか。
- ワンキャリア転職のご紹介
1. 三井不動産の基本情報
三井不動産は、オフィスビル・商業施設・住宅・ホテルなどを手がける総合不動産デベロッパー大手です。大規模な街づくりや複合開発を長期の視点で進める点が特徴で、国内外で幅広い事業を展開しています。
三井不動産の人事データによると、従業員数は2025年度で2,165人(男性1,201人・女性964人)です。この2,165人は、4月1日時点の正社員・非正社員の合計で、出向者を除く数値です(正社員数だけの数字ではありません)。年代別の構成では、この正社員・非正社員合計でみて20代・30代が中心です。正社員の中途採用比率は2024年度で47.1%です。
なお、最新の有価証券報告書(2026年3月期)によると、提出会社(三井不動産単体)の従業員数は1,981人、平均年齢42.1歳、平均勤続年数16.0年です。この1,981人は、正社員のうち他社からの出向者を除き、他社への出向者を含む数値で、人事データの2,165人(正社員・非正社員合計)とは基準日・対象範囲が異なるため、単純には比較できません。あわせて、後述する人事データの男女別の平均勤続年数(男性18.9年・女性11.3年)とも基準日・対象範囲が異なるため、この有価証券報告書の16.0年は最新の全体値としての参考として捉えてください。
本記事で扱う「離職率」は、三井不動産が公表する人事データのうち「三井不動産単体・正社員(出向者を含み、定年退職者を除く)」を対象とした自己都合退職率です。会社が公表している定義に沿って紹介します。離職率のような数値は、対象範囲や定義によって見え方が変わるため、本記事では指標ごとに「誰を対象にした、どの定義の数字か」を明記していきます。
2. 公式データで見る三井不動産の離職率
【この先の見どころ】この自己都合退職率という数字は、勤続年数や働き方のデータ、クチコミの実感とあわせて押さえると実態が見えてきます。次の章とあわせて読み解きます。
さらに・・・



