最も社内で浸透している価値観/バリュー/カルチャー
社内で一番強く感じる価値観は、「ただ建てるのではなく、その先まで責任を持つ」という考え方だと思う。住宅でも物流施設でも、完成した瞬間がゴールではなく、その後どう使われ、地域や人の生活にどう影響するのかまで意識する場面が多い。これは理念として掲げられているだけでなく、日々の会話や仕事の進め方の中に自然と染み込んでいる。
仕事の中では、「それは本当にお客さんのためになっているか」「長く使われるものになっているか」といった問いがよく出てくる。営業であれば、条件の良さだけでなく、将来の運用や周辺環境まで踏み込んで考えることを求められるし、技術や設計の立場でも、使う人の目線を意識した議論が多い。こうしたやり取りを通じて、「価値をつくる仕事をしている」という感覚を持ちやすい。
一方で、現実には売上や工期といった目の前の数字に追われる場面も多く、理念通りにいかないと感じることもある。特に忙しい時期は、理想よりも実務を優先せざるを得ないこともあるが、そのズレが話題に上るということ自体、価値観が共通言語になっている証拠だと思う。
全国に拠点があるため、部署や場所によって雰囲気の違いを感じることはある。ただ、大きくずれているというより、「どう実現するか」のやり方が違うだけで、根っこにある考え方は共通している印象だ。
全体として、理念や価値観を声高に押し付けるのではなく、仕事を通じて少しずつ共有していく文化がある。完璧ではないが、「この会社としてどうあるべきか」を考え続ける姿勢が、社内コミュニケーションの土台になっていると感じている。
社内交流の頻度は、感覚としてはちょうど普通だと思う。仕事の関係で話す機会は多いが、常に私生活まで一緒というほど近いわけでもない。
案件ごとに営業や技術、設計、施工管理などが関わるため、仕事を通じたコミュニケーションは日常的に発生する。部署の壁を意識することはあまりなく、必要があれば気軽に声をかけられる関係性はできている。ただ、その多くはあくまで業務ベースのやり取りだ。
研修や集合の機会で他拠点の人と知り合うことはあるが、その後も頻繁に会うというより、何かあったときに連絡を取る程度の関係が続くことが多い。拠点ごとの飲み会や懇親会もあるにはあるが、必ず参加しなければならない雰囲気ではなく、タイミングが合えば参加する、という距離感に近い。
忙しい時期は仕事優先になり、交流の機会が減ることもあるし、部署や上司によって温度感に差があるのも事実だと思う。
全体として、仕事はやりやすいが、社内の人付き合いに過度に縛られることもない。必要なときにきちんと連携できて、程よい距離感を保てる環境だと感じている。