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銀行の離職率は高い?公式データと銀行員のクチコミで見る定着の実態

銀行への就職・転職を考えるとき、「銀行は離職率が高いのか、長く働けるのか」は気になるポイントです。


先に結論をお伝えすると、厚生労働省の雇用動向調査(令和6年〈2024年〉)によると、金融業・保険業の離職率は8.0%で、全産業計の14.2%より低い水準です。新卒の入社3年以内離職率(令和4年3月卒)も金融業・保険業で25.0%と、全産業(大卒)の33.8%より低く、調査対象18業種のうち4番目に低い水準です。


ただし、この数値は保険会社や証券会社なども含む「金融業・保険業」の平均であり、銀行だけの数値ではありません。若手や職種、地方銀行などでは事情が異なる場合もあります。


あわせて社員クチコミでは、「キャリアの自由度や成長機会への物足りなさ」「制度と実務のギャップ」などが、それぞれ所属する部署・立場での実感として個別に語られています。


この記事では、公式データで金融業・保険業の離職率の全体像を押さえたうえで、銀行の離職に関する分析や、クチコミに表れる個別の実感を紹介します。



目次






1. 銀行の離職率は高い?結論と前提


1-1. 結論:金融業・保険業の平均は他産業より低い


「銀行は激務で離職率が高い」というイメージを持つ方は少なくありません。しかし、公式の統計を見ると、銀行を含む金融業・保険業の離職率はむしろ他産業より低い水準にあります。


厚生労働省の雇用動向調査(令和6年)によると、金融業・保険業の離職率は8.0%で、金融業・保険業の離職率は全産業平均を下回っています。


一方で、これはあくまで「金融業・保険業全体・全年齢の平均」です。保険会社や証券会社なども含む区分であり、銀行だけを切り出した数値ではありません。「業界平均が低い=自分が働く職場も辞める人が少ない」とは限らない点に注意が必要です。




1-2. 「銀行の離職率」を見るときの前提


銀行の離職率を調べるとき、数値の「出どころ」と「定義」を確認することが欠かせません。国の統計は「金融業・保険業」という区分でまとめられており、銀行だけを切り出した数値ではありません。また、個別の銀行が開示する数値も、開示範囲や指標の定義が銀行によって異なります。


たとえば、三菱UFJ銀行は「離職率」を、三井住友銀行やりそなグループは自己都合退職に関する比率や離職率を公表していますが、対象が銀行単体かグループ複数社の合算か、また総離職か自己都合かといった前提が行ごとに違います。このため、複数の銀行の数値をそのまま横並びで比べても、実態を正しく比較できないことがあります。本記事では、各行の数値を一覧化して優劣をつけるのではなく、「どの指標を・どの範囲で見ているか」を押さえる読み方を重視します。






2. 公式データで見る金融業・保険業の離職率


2-1. 金融業・保険業の離職率は8.0%、入職率は9.1%(2024年)


【この先の見どころ】

この離職率8.0%という数字は、〇〇を押さえると実態が見えてきます。

入職率との関係や新卒の早期離職、離職に関する分析とあわせて読み解きます。


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