キーエンスへの就職・転職を考えるとき、「実際にどんな仕事をするのか」「営業はどのような進め方なのか」は気になるポイントです。
先に結論をお伝えすると、キーエンスはセンサや測定器などのファクトリー・オートメーション(FA)機器を企画・開発し、販売するメーカーです。自社で工場を持たず、生産の多くを協力工場に委託するファブレス体制をとっている点(キーエンスグループには生産子会社も含まれます)と、代理店を介さず自社の営業が顧客に直接提案・販売する直販体制が特徴です。
この記事では、公式情報で事業と職種の全体像を押さえたうえで、クチコミ・選考体験談をもとに営業職の仕事の進め方を紹介します。
1. キーエンスの事業と仕事内容の全体像
キーエンスは、センサ、測定器、画像システム機器、レーザマーカなどのFA機器に加え、研究開発向けのマイクロスコープや、物流・小売向けのコードリーダなどを企画・開発・販売しているメーカーです。
有価証券報告書によると、事業内容は「電子応用機器の製造及び販売」ですが、生産については自社で工場を持たず、生産の多くを協力工場に委託するファブレス体制をとっており(キーエンスグループには生産子会社も含まれます)、キーエンス自身は商品の企画・開発と販売を中心に担っています。
もう一つの大きな特徴が、グローバルな直販体制です。有価証券報告書では、優先的に対処すべき課題として、当社の強みである「グローバル直販体制」を活かし、開発・営業部門が連携した商品の企画開発力をさらに強化することが挙げられています。代理店を介さず、営業担当者が顧客に直接向き合う体制が、キーエンスの仕事内容の土台になっています。
以下では、この事業を担う主な職種と、本記事で詳しく扱う営業職の仕事内容を見ていきます。
(出典)キーエンス 有価証券報告書(第57期)、キーエンス 採用サイト(職種紹介)
2. キーエンスの主な職種
キーエンスの採用サイトによると、新卒採用の募集コース(職種区分)は「ビジネス職」「エンジニア職」「S職(各種事務職)」「デザイン職」の4つに分かれています。ビジネス職には営業職・SCM職が含まれ、エンジニア職には商品開発職・生産技術職・生産管理職・ICT職・コンサルティングエンジニア職・知財職が含まれます。また、S職は各種事務職を、デザイン職はプロダクトやUI/UXのデザインを担います。このように、募集上の区分に加えて、実際の配属やキャリア事例として多様な役割が紹介されています。
(出典)キーエンス採用情報
これらの職種のうち、知財職はエンジニア職の募集コースに含まれています。ワンキャリア転職には、知的財産・特許を担う職種で受験した選考体験談も寄せられており、投稿者は次のようにアピールしたと述べています。
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