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SIer転職難易度|中途選考の評価ポイントと難関企業を実データで解説

ワンキャリア転職に投稿された大手SIer15社合計937件の実データを分析すると、SIer業界の転職難易度は「企業によって難関度が大きく異なる」ことが見えてきます。


特にNTTデータグループ・野村総合研究所(NRI)・富士通・日本電気(NEC)などの大手は、体験談上では中途選考難易度が高く、複数回の面接で技術スキルとプロジェクトマネジメント志向の両方を問われる傾向があります。一方で、大手以外のSIerでは、前職のIT経験や業界知識を活かした転職事例も確認でき、応募者の経験と志望企業の選考スタイルがどれだけ噛み合うかで難易度の体感は大きく変わると見られます。


本記事では、ワンキャリア転職の選考体験談・転職体験談・社員クチコミをもとに、(1)SIer業界の中途採用市場の現状、(2)中途選考で見られる4つの評価ポイント、(3)難関とされる大手企業の選考傾向、(4)大手以外のSIerの選考傾向、(5)選考対策に向けた3つの準備——を整理します。なお、社風を補足するために、新卒入社社員のクチコミも参考にしています。



目次




1. SIer業界の中途採用市場の現状


SIer(System Integrator)とは、顧客企業の業務システムを企画・設計・開発・保守まで一貫して受託するIT企業の総称です。業界では、親会社・出資元や事業の成り立ちにより、ユーザー系、メーカー系、商社系、シンクタンク系、独立系などに分類されます。たとえば、NTTデータグループはNTTグループ系、富士通・NECはメーカー系、SCSK・伊藤忠テクノソリューションズは商社系、野村総合研究所はシンクタンク系、富士ソフト・大塚商会・TIS・BIPROGYは独立系・準独立系として整理できます。


ワンキャリア転職に投稿された大手SIer15社の体験談合計937件を見ると、SIer業界の中途採用市場には次の3点の特徴があります。1点目は、大手SIer15社に投稿された選考体験談のうち、NTTデータグループ・富士通・NRI・NECの上位4社で210件を占めており、応募者の関心が知名度の高い大手に集中していることです。2点目は、大手SIerでは、前職のIT経験や業界知識を活かした転職事例が確認できることです。3点目は、法人営業・システムコンサルタント・SE・インフラエンジニアなど入社時職種が多様で、職種によって選考プロセスや難易度の傾向が異なることです。


NTTデータグループの公共事業本部の社員は、SIer大手の強みを次のように評価しています。※社風の参考として新卒入社者のクチコミを引用します。


「強み 公共金融の大規模開発。他の会社ではできないクオリティで、ミッションクリティカルなシステムを運用できる。 弱み コンサルティングや事業開発はまだ弱い。」 — NTTデータグループ 公共事業本部 新卒


大手SIerは公共・金融・通信といった大規模案件を抱え、中途応募者は、「大規模案件でどのように貢献できるか」を説明できるようにしておくと、選考対策上のポイントになりそうです。





2. SIer中途選考で見られる4つの評価ポイント


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