長きに渡ってCM制作をしている会社であるためノウハウはあるし、会社の資金力も相当ある。ただそれはオーナー企業ということもあり、現場で働いている人には還元されない。
会社のカルチャーとしては、完全はトップダウンで、新しいことをしていく必要があると感じ挑戦している的なことを言うが功を奏していない。むしろ同業他社に遅れを取っていると見受けられる。
プロパーが多いので、中途よりもプロパーが非常に優先される。これは過去に中途社員に関しての出来事からかもしれないが、非常に不公平である。
また、仕事はさておき、たくさん残業している人を賞賛している。働き方改革と言っているが形だけであり、上層部もそれを改善しようという意欲はない。むしろ、会社のために個人があると平気で言う上司がいる。
社風は、東京の会社であるにも関わらず、それ以外の地域の出身者が多いので、良く言えばフランクかもしれない。社内では、さん付けはほぼ使用しない。
多くの人は、良い人が多い会社という表現をする人が非常に多いが、良い人が多いというのは客観的意見ではないので、それ以外に適切な表現がないと思われる。
またこれも業界柄かもしれないが、仕事の再現性がないこと、中身のないことをしている人でも、パフォーマンスがうまいと賞賛される。
大企業ではないかと思うが、大企業のように仕事がなくても平気ですという人が非常に多い。また業界柄なのか、コネで入社している人も非常に多い。
組織体制は、全く良くない。横のつながりは皆無。ただ近年の業界の動向を考慮して、横のつながりを作ろうとしているが、こちらも功を奏していない。
お互いがどのような仕事をしているのか全くわかっていない。
近年、業界の動向が変化しているためか、組織編成が頻繁に行われている。必死に追いつこうとしているが、既に他社に遅れを取っているし、実際に何が必要か理解しているのかは定かではない。
マネジメントに関しては、マネジメントが全くできなくても、売り上げを上げていれば、評価されている。そのため、コンプライアンスが守られることはないし、上司のマネジメントの質も上がらない。
マネジメントが苦手でプレイヤーでも良いが、そのようにきちんと制度を整理していないため、マネジメントできない上司が上に上がってしまうし、時々何故上に上がれたのか理由が不明な人もいる。